2018/12/20 変な買い物の記録 そのA

本日、誕生日なのでございます。
ここ数年、誕生日には有給休暇で休みをとっており、なんとなく普段やれないことをやったりしておるのですね。昨年,一昨年,一昨々年くらいを思い返すと、どうやらプラモデルを組み立ててニヤニヤしていた様子ではあるのだけれども、どうにも今年はそんな気分でもないので、何をしようかなーと考えておりました。
そこで、気になること、やりたいこと、とか色々考えるに、最終的には1万円くらいにぎりしめて、秋葉原に買い物にいこうー!ということにしたのでした。

実は最近思いを馳せているものがありまして。
PlayStation
の発売当時、発売前に無料で配られた「爆走!PlayStation」という販促ビデオ(VHS)があるのです。そこには、全部で29タイトルのゲームソフトが紹介されており、当時の自分は繰り返し見ていたものです。
  【その販促ビデオで紹介されているゲームを、ひととおり入手して全部遊んでみたい】
当時開発中のタイトルも多く、すべてがそのとき購入可能だったわけでもなく、しかし記憶にはしっかり刷り込まれている総勢29タイトルの作品たち。触れてみたい。是非に!

そういった感じで、本日はその「爆走!PlayStation」に紹介されているソフトを探しつつ(たぶんそんなに数みつからない)、他に気になるものがあったら購入していくという企画をたてて実行したのでした。その買い物の内容を記録していきます。


Nintendo DS】 トモダチコレクション

最初のソフトは、『トモダチコレクション』です。あー、あったなー、と思う人も多かろう。
NintendoDS
のなかでもライトユーザを中心に割と人気があって、TVCMでもよく見たソフトですね。市場に数も沢山出たものなので、時間が経ったいま、中古市場での価格は下げ止まりの\100程度で取引されていることが多いです。

このソフトは、何のタイミングだったか完全に忘れてしまっているのだけれども、新品を買って妹にプレゼントしたことがあって、それでずっと気になっていたものだったりします。そこそこ楽しそう、と思いつつも自分用には買わなかったし、その後底値で出てるのは知ってはいたけれども、特に改めて入手するでもなかったので… この機に、って感じです。


Nintendo DS】 わがままファッション ガールズモード

DSの女児向けタイトルとして、よく見るソフト。
なんだか沢山開発されて、沢山売られているようだけれども、どれがどのソフトだか見分けが付きづらいやつ!

ファッションアイテム数が10,000点以上…いちまんてんいじょう・・・?! すごい!! っていう、純粋な気持ちを演出しながら遊ぶと良いかもしれないなと、いまのところは思っております。

この手のファッション要素があるソフトは沢山リリースされているのだけれども、これ実際にゲームとして人気はあるのですかねえ。
タイトル以外の話で、女児向けのゲームを紹介するレビューなんかを見ると、よく“ファッション要素は特にない”とか“ある”とか、そういう表現で、あえて言及する程度にはメジャーな要素になってはいるようだけれども、どうなんだろう。楽しく遊んでるのかなー。


N64 HUMAN GRAND PRIX

Nintendo64用の、HUMAN製のレーシングゲーム。詳細は知らない。
HUMAN
というと、どうしてもメガCDの『バリ・アーム』を思い出してしまう。高くて買えないけど。

Nintendo64は、なんだかんだで個人的にはPlayStationの陰に隠れてしまった感じで、発売されたソフトもあまり把握していなかったりする。こんなゲームも出てたのね!といった風情で購入してきた。

ジャンクの籠のなかから掴んで買ってきたので、特価とはいえあまりにも安い\50。なんか、何に対してだかわからないけれども、なんとなく申し訳ない気持ちになってしまう。


PlayStation】 アイドル雀士 スーチーパイ Limited

ようやくきました、『爆走!PlayStation』に収録されているタイトルのうちの1本です。
自分は麻雀はルールがよくわかってないので、あえて買おうというモチベーションが生まれなければ触れることのないタイトルでもありますな。

一方で、スーチーパイは当時なにやら巷で大人気でしたねえ。PlayStationではおおっぴらに脱衣麻雀が作れないので、タイトルをLimitedとして、表現を緩めにしたといったところでしょうか、きっと。

昔はPlayStationの中古ソフトを買うにしても、ディスク盤面のキズについてのコメントなんかはそんなになかったような気がするのですけれども、最近の中古屋は、たいていディスクにキズあり・なし、ジャケットの状態が良い・悪いなど、いろいろコメントがつくようになりましたね。それだけ時間が経過したということなのでしょう。大切にしよう。色々と。

このゲーム、当時の御多分に漏れずで、パッケージ裏面を見ると声優推しな感じです。そのまんま書いてはないですが、いわゆる豪華声優陣です。今となっては微笑ましく見えますな、こういうの。


PlayStation2】 ワンダバスタイル

あー、あったねー、これ。と、素直に思える1本。
確かTVアニメも放送されてましたよね。しかし、どんなストーリーだったのか、全然思い出せない。
なんだっけ、人が月に行くとか行かないとか、、、なんだっけ?? どうやらバンダイチャンネルで見放題配信されているようなので、思い出すために少し見返してみても良いかもしれない・・・・

ゲームの方はというと、何なんでしょう。パッケージ裏を見るとリズムゲームがどうとか書いてあるので、リズムゲームなんでしょうか。
やってみないとわかんないっすね。公式のソフトウェアカタログのジャンルを見ると「ダンシング・アドベンチャー」となっている。やっぱりわかんないわ。


PlayStation】 機動戦士ガンダム

PlayStationの最初のガンダムです。これも「あー」と言えるタイトルには違いなく、そして「爆走!PlayStation」で紹介されている1本でもあります。

「爆走!」のなかで紹介されている映像は、まだまだ開発中のもので、ゲームになりきっていないものでした。当時、ポリゴンで絵を出すこと自体で精いっぱいなところで、なんとかかんとか「ガンダム」を表現した、といった具合で、最終的にどんなゲームになるんだろうかと想像を少しだけ膨らませていたような気がします。
で、出来上がったのがコレ!

このソフトは、当時購入して持ってたんですよ。発売日に買ったの。しかし、ほどなくして当時使っていたX68000が不調をきたし、2代目を購入せねばならん!⇒お金を!⇒売れるものは売ろう! と言う流れで、これも売却してしまってそのままになっていたのでした。ようやく買い戻しですよ。

さて、なんで2枚あるのかって話なんですが。
最初に見かけたお店で、\700で置いてあったのですね。帯つきで。ゲームはアレだけれども、まあこのくらいするのね・・・店頭では。と思って購入したあとに別のお店で、帯はないとはいえ傷み小とか書かれつつ\50って、あの、あの……。
悔しいから\50支払って2枚目購入したった。


PlayStation】 アクアノートの休日

海の中を探索するアドベンチャーゲームでございます。
PS3
などにも続編(?)がリリースされており、あれはなんかもう、すげー楽しそう!! って思いながら、まだじっくりプレイしていないんですけれどもね。それの初代でございます。

10年前にも書いたけれども、PSにはいくつかイルカらしきものがキービジュアルに登場するタイトルがありますよね。これもそのなかのひとつと言って良いでしょう。
けれども、DEPTHとは違ってちゃんとした(?)ゲームなのと、これはこれで大変人気が高かったタイトルなので、PS3版をもう少しじっくり見てから、その歴史的背景を振り返る意味で見てみたいと思います。


PlayStation】 笑う婦警さん パチスロハンター

これも「爆走!PlayStation」で紹介されていたソフトのなかの1本。
「あー」と言うよりは、「うわぁ・・・」に近いようなアレですが。

「爆走!PlayStation」で紹介されているソフトのうち、ほんと店頭で見たことがまず無いタイトルというのがいくつかありまして。「ヴィクトリーゾーン」「TAMA」「天竺」「パチ夫くん」、そしてこの「笑う婦警さん パチスロハンター」でございます。店頭で見かけたときに「う・・・・」って変な声出たヨ。
ちなみに「HAMLET」というのも見たことないなあ、と思っていたら、実はこれは「スペースグリフォンVF9」と改題してリリースされていたらしい。そっちは見たことあるよ、何回も。

ゲームの内容はというと、紹介を見る限りでは、どうやらパチスロやってくとマンガが展開していくということらしいんだが、どういうことだか意味がわからないので、実際にプレイしてみて謎を解きたいと思います。
PlayStation
発売前だから、その疑問を持ったのが1994年。24年の時を経て、ようやく解決の糸口ができました。


PlayStation】 レシプロヒート5000

レシプロ機でレースするゲーム。発売当時、すごく魅力的で欲しかったんだけれども買えなかったやつ。
普段は忘れているので、Amazonなんかで画面見てても絶対に思い出すことがないタイトル。お店に行って、棚を眺めてこそ、初めて思い出すことができる類のソフトです。これぞ運命。\100だけど。

フライトゲームというのは、なんだかんだで「普通はやれないことだけれども、ゲームの中ではやれる」という価値が出る最たるものですね。
ロボットを操縦したり、魔王を倒しにいったりとかじゃなくて、現実世界にあるけれども普段触れることが出来ないもの、そういうものについての疑似体験が気軽に出来るというのはゲームの媒体であればこそ。これは遥か昔から変わらないので、フライトものとか、、、あとは、上に書いた海中潜るとか、そういうのは常々ワクワクさせてくれますね。


FamilyComputer】 ハイドライド・スペシャル

これ、なんだかんだで欲しかったやつ。
けど、じゃああえて買うかっていうと、常々買う理由もなかったやつでもあるw

これが出た当時、PC8801mkIISRは手元にあったけれどもファミコンは家にはありませんでした。自宅ではハイドライドIIを延々とプレイしていたけれども、このファミコン版を見て、なんだこりゃと思った記憶はあります。同じような時期に、自宅では88のテグザーをプレイしつつ、ファミコン版見せてもらって、あっちはあっちで「なんだこりゃ」でした。
ハイドライド・スペシャルは、確か無印のハイドライドにハイドライドIIの魔法を付け加えたような印象だったような?


FamilyComputer】ラサール石井のチャイルズクエスト

CHILDの複数形はCHILDRENだろとか無粋なこと言っちゃだめなやつ。
ナムコットの作品でしたっけ。タイトルは知っているけれども、どんなゲームなのか昔っから全然想像できていないやつ。
どうやら発売は1989年のようだ。29年の時を経て、ようやくまたひとつ、謎が解けそうです。

あと、なんというか、ここでアイドルとしての立ち位置で出てる磯野貴理子さんが、いまだにTVで現役でバラエティ番組に出てるというのも、なんかこう、感慨深いものがあるというか、別にそうでもないか。


FamilyComputer】 ドンキーコング

おお、買える金額だ!と思いつつ手に取った、ファミリーコンピュータのローンチタイトルのなかの1本。
ファミコンは、アーケードのドンキーコングを移植できること、を目指して開発されたという話を今日知りましたが、情報ソースを確認していないので真偽のほどは不明ですが。

最近、ローンチタイトルというものに興味があります。
いろんなゲーム機のローンチタイトル。そのゲーム機における開発が、全くもって“こなれて”いない頃のゲームたち。愛おしいじゃあないですか。
メガドライブのローンチタイトルなんか、特にそういう魅力でいっぱいですね。


FamilyComputer】 おにゃんこTOWN

今日初めて知ったソフト。
おにゃんこTOWNの「おにゃんこ」は、あの「おにゃんこ」でしょうか。イラストを見ると、普通に動物の猫が描かれてるから違うのかしらん?
発売もとはPONY CANYONのようですね。懐かしい「PC」のロゴマーク。PC8801で遊んだ「ハッピーブッシュマン」とか、超思い出したヨ。テープからのロードで、ピー・ガガガガガガガガ・・・。


PlayStation2】ナムコクロスカプコン

Twitter上で、どなたかがプレイしているスクリーンショットをいくつか見て、なにこれ超面白そう!と思ったやつ。
Amazon
ほか、いくつかゲームのレビューを見ると、どうやらとにかく長いらしい。ううう、長いのはちょっとキツイかもな。けど楽しそう。登場するキャラクタも、殆ど知ってる人ばっかりのようだし。

ジャンルとしてはシミュレーションRPGのようである。
シミュレーションRPGについては昔からどうしても苦手意識があって、克服したいと思っている。文字通り、意識だけの問題だと思うので、克服できればゲームの世界での楽しみがもっと広がると思うの!


PlayStation】 アーク・ザ・ラッド

本日4タイトル目の「爆走!PlayStation」で紹介されているソフト。
PlayStation
の初期のRPGといえば、アーク・ザ・ラッドか、ビヨンド・ザ・ビヨンド、という印象があるのだけれども、どうやら「ビヨビヨ」の方はクソゲとのこと。残念ですね。
アーク・ザ・ラッドは続編も次々と作られ、今やスマホゲームに展開までするらしい。

これについてはゲームアーカイブスで購入済みなのだれども、最初少しだけプレイして、どうにも粗削りな作りに慣れることができず途中で挫折したのでした。
もういっかいチャレンジしてみても良いかもなあー。


Blu-ray .hack//Quantum vol.3

最後はゲームじゃなくて、アニメのブルーレイ。
BOOKOFF
で、以前Vol.1, 2だけが格安で置いてあったのを入手したのだけれども、Vol.3だけはなかなか店頭でも見かけることがなくて、今日ダメもとで立ち寄ってみたところ発見。しかも安い。
これで、シリーズ全て揃って大満足でございます。

.hack//Quantumは、映像が綺麗な作品として作ったらしく、目指したものの通りかなり美麗な仕上がりになってます。繰り返し見たい作品と言って良いでしょう。バンダイチャンネルなどで配信されてもいるけれども、見放題には入っていないのでBlu-rayを買う意味はあるのだぜ。


・・・とまぁ、今日の買物はこんな感じだったわけですが。
あれから10年、中古ゲーム屋に行く頻度は圧倒的に上がって、手元にあるソフトの数も半端なく増えました。結果、気になるソフトについては概ね買ってしまったんじゃないかという感もあったのですけれども、いざ半日くらいじっくりウロウロしてみると、まだまだ出会いがありますね。
それはつまり、それだけの数のゲームソフトが発売されているってことであって、それだけで何かすごい。それぞれのタイトル11本には、開発者がそれぞれに苦労して息を吹き込んでおり、、、このソフト作るのも大変だったんだろうなあと想像すると、えも言われぬ気持ちになります。

その他にも、いくらか気になったこととか、気になったものとかあったんですが、なんとなく・・・
ハードウェアの価格、高くなってるかも?という気がしました。
初代のPlayStationなんかは、箱無しとはいえ完品で\1,500\2,000くらいで出回っていたりもしたと思うのだけれども、今日みた店舗ではだいたい\5,000超えていたし、ゲームキューブ本体なんかも値上がりしていたような?場所が秋葉原だから、なのかなあ。うーん。

ともあれ、いろいろ買うことができて、今日は満足。
帰宅してこれを書いている途中に、これも届きました。

ゲームセンターCX Vol.15
シリーズ15周年だから、2007年の「変な買い物の記録」のときにはVol.5くらいのタイミングだったのかな。5年でもスゴイのに、さらに10年続くとは。これからも応援するぜ。

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