MG RX-178 GUNDAM Mk-II Ver2.0

MG GUNDAM mkII Ver2.0

劇場版『Z GUNDAM -星を継ぐ者-』の公開にあわせて発売されたキット、GUNDAM mkII Ver2.0です。
←こちら、説明書の表紙。

劇場版の、新作カットの仕上がりが非常に良くてですね、他に積んでいるキットがあるにもかかわらず、思わず購入してしまいました。
旬のキットを旬のうちに、ということで。

実は、もともとMG のmkIIってのは、あまり評判が良くありません。
胴が寸詰まり気味、足の甲が高すぎ、肩が怒りすぎ、みたいな。 そのあたり、全て解消されてるみたいです。

始める前に

さて。
「旬のキットを旬のうちに」、とか言ってもですね、このページの更新ペースを見ても分かる通り、プラモデルなんて、まともに仕上げてたら「旬のうちに」なんて完成するもんじゃないッスよ。

・・・けど、それでも素組みとか、簡単フィニッシュなんて納得いかない。
なので、かなり乱暴なこともしつつ、工数を可能な限り削減して
 "適当に作って、かつ、それっぽく見せる"
をテーマに始めることにしました。
あぁ、なんか仕事を開始するときに与えられる命題のようで、非常にイヤな感じですが( ̄〜 ̄;

つことで手初めに、左のようにガムテープでランナー名を貼り付けていきます。
HobbyJapanの記事なんかだと、ランナー自体にテープを巻いて書くようにしていたりしますが、んな面倒なことしてられるかっつー話ですよ。

後ハメ加工

いきなり話が飛んで、後ハメ加工。
つか、今回作ってる途中に全然写真撮らなかったんで、、、
話しのタネにできる絵が全然ない。

左は、頭部パーツの後ろ側です。
タボ穴を切り欠いていますが、全く意味がありせん(ぇ

・・・いや、加工するときに最初に考えた方法でやろうと思ったら、別の部分で干渉して上手くいかなかったもので(汗

後ハメ加工(2)

顔の、マスクと顎の部分です
ピンを完全に削除して、上部の蓋(?)も切り落としてます。
この状態にしておけば、ヘルメット部分を組んだ状態で、これを下から入れ込むことが可能になります。
えー。 HobbyJapanの2006年1月号では、クリアパーツの上部を切って、別の方法で加工してます。
これから作るって人は、そっちの方法でやった方が良いっすよ、たぶん。。。

このキットで後ハメ加工するのは、ここだけですね。

外部装甲のパーツども

そもそも、キットがMGなんで、内部フレームと外部装甲に最初っから分かれているわけですよ。
なので、後ハメ加工が必要な箇所が、そうそう多くなる筈がないっつーか。

そんなワケで、左が外部装甲のパーツどもで御座います。
MGというとパーツ数がすっげー多いってイメージがありますけど、外部装甲の数だけ見ると、フルバーニアンのパーツ分割数と大差ないかな、みたいな気が。
このくらいの数なら、気合い入れて全塗装の構えでも、どうにか完遂できると思う。

外装を塗装する

今回は、なにしろ早く仕上げたかったので、以下の方針で進めることにしました。

  • 内部フレームは、ゲート処理のみの素組みで済ます。
    灰色系の色は、つや消しトップコートを吹けば、かなり綺麗な色合いになるので。

  • 外部装甲は、缶スプレーで一気に塗装する。

つことで、左の図ですよ。

作業終了直後の部屋の惨状

塗装は缶スプレーメインでということで、まず、段ボールにガムテープでパーツをぺたぺた貼っつけます。
そして、そこに一気にサーフェイサーをドーン! 続いて、缶スプレーの塗料をドヴァッ!! ってな感じで、一気にベース色を仕上げ。
もうね、持ち手とか用意するのも面倒で。
・・・なんつーか、すっげー乱暴な手段に出てますが(汗
ベースが仕上がったあと、エアブラシでシャドウ吹きです。 黒立ち上げとかすると、すっげー時間かかるし。

そして、全作業が終わった後の部屋の状態が左の絵。 もう少し、スマートに作業を進められるようになりたい・・・。

仕上がりましたのです

そんなこんなで、内部フレームは素組みだわ、外装はむちゃくちゃ乱暴な手段に出てるわで、かなり強引に作り込みを進めたワケですが、そうやって仕上がったのが、左の絵で御座います。

・・・えぇと・・・ 想定外に綺麗に仕上がったんですけど(汗

まぁ、困った要素が無いこともないんですけど。
っつーのは、トップコートの話。
今回、ベースの白にグレーでシャドウを吹いてるんですけど、当然、これはもの凄い薄吹きになるわけです。
これ、上からトップコートを吹いたら、滲んで消えて無くなるかも・・・ ということで。
トップコートを吹けませんでした( ̄〜 ̄;

背面

実際にトップコートを吹いたときに、本当に滲むかどうかは分かりません。 けど、今回はそのあたりの経験が無かったため、どうなるか想像できなかったんですよ。。。
次のときには、余剰パーツで実際にやってみて、どうなるか確認したうえで、吹くかやめるか決めたいと思います。
(「次」ってのは、PGのRX78−2のことなんですが。)

つことで、背面。
例によって例のごとく。 バーニア内部を赤で塗ったりなんか、絶対にしないっ!

グラデーション塗装

「適当に仕上げる」とか言いながら、ばっちりグラデーション塗装してるのも、どうなのかって気がしないでもないですけど。
実質、塗装には2日しかかけてませんから、やっても良い範囲かなーなんて。

胸や胴のグレー部分は、完全にベタです。
グラデーションを施すのは、ボディの白と、赤い部分のみ。
ボディのところはグレーで、赤の部分は茶色でシャドウを吹いてあります。

mkIIでグラデーションが一番映えるのは、やっぱ肩のパーツでしょうね。 一番目につくし、適度に平面が多くて。

あと関係ないけど、写真とるときに照明を調節して、カメラアイをキラーンとか光らせちゃったりなんかして。

正座

このmkII Ver2.0といのは、「PGを小さくしたようなもの」らしいんですよ、どうやら。
実際、膝関節なんかもPGのストライクと良くにた感じになっていました。
ということで、正座もできますよー、みたいな。

しかし、今回トップコートを吹いていない関係で、少し動かすたびに、パーツが擦れて塗装が剥げないように細心の注意を払う必要があったりなんかして、、、超緊張する。 聖緊張する。
胸の前で手を合わせたりなんか、怖くてできねぇー!! なので、こんな感じでご勘弁をー。

次はPG第2弾

・・・つことで、やっつけキットも、めでたく年内に仕上がりまして
丁度切りの良いところで、気持ちよく年を越せそうで御座いますよ。

次は、やっとPGのRX78−2です。
もうね、他に手元にはHGのゼロカス、PGのゼロカスの2つしかありませんから。
PGゼロカスは最終目標だし。 HGは、今始めるものでもなかろうみたいなところで、浮気する要素も皆無になったワケですしー!

・・・とか言いつつ、最近店頭で見かける『ゾゴック』の旧キットに、すっげー惹かれてるんですが。
まずい。


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