アホサリー
 アホサリーとは、ワタクシGTNが初めて作った、PC8801mkIISR用のゲーム作品です。
 シナリオ制作とタイトルの命名を、当時小学校で同じクラスだった友人が行い、プログラムは私が制作しました。 ちなみに、タイトルは当時流行っていた「ソーサリー」というRPGをもじったもので、その名前の通り、内容はかなりアホなものとなっております。
 
 今となっては正確な完成年月日は全く分かりませんが、多分1986年か1987年ごろの作品ではないかと思われます。

 5インチ2Dのフロッピーディスクに格納されて長らく放置されていましたが、この度PC88エミュレータ上で動作させられるようにディスクイメージを作成しましたので、ここに公開することにしました。
 
 具体的にどのようなゲームかについては、このページの下の方でスクリーンショットつきで紹介していますので、そちらをご覧ください。
 なにはともあれ、小学生が作ったものですから、内容について過度な期待はしないように。

実行環境
 PC8801mkIISRのシリーズで動作します。5インチ2Dのディスクドライブが必須です。
 ゲームは、ディスクをドライブ1に入れてリセットすることで、自動で起動できます。
 
 最近のPC上で動作させるためには、PC88系のエミュレータを利用してください。

ダウンロード

公開用ディスクイメージ
AHOSALLY_DIS.D88


ゲーム内容の紹介
【タイトル画面】

 ゲームのタイトル画面というか、、、ロード画面です。
 公開版では削らざるを得ませんでしたが、ここではBGMが鳴ってました。
 N88-BASICでは、音を鳴らしながら他の処理を行うような芸当はなかなかできませんので、割と苦肉の策を講じて再生とキー入力を同居させています。

 「アホサリー」の文字はプログラムで描き込んでいるのですが、パレット切り替え等を使うことで、描画,塗りつぶし処理の過程が見苦しく見えないように工夫されています。
 ・・・なんつって。

【ゲーム開始】

 ゲーム開始直後の状態。
 基本的に、真ん中にテキストと選択肢が表示されて、それを選んでいく感じのアドベンチャーゲームです。
 
 右下には、自分周辺のマップ。
 あとは、ステータス、持ち金等、一般的な構成になっています。なお、それらのパラメータは、ゲーム進行上殆ど意味を持ちません(汗
 
 たしか、このへんの画面構成等については、何かのゲームを参考にしたような気がするのですが、忘れました。

【ゲームオーバー】

 落とし穴に落ちると、ゲームオーバーです。

 間違った道を進んで落とし穴に落ちるとゲームオーバーになるわけなのですが、その他にも、主人公は戦闘に負けると、なぜか落とし穴に落ちます。
 最終ボスにたどり着いた時点で必要な条件が揃っていない場合も、なぜか落とし穴に落ちます。

【ショップ】

 ゲーム途中で立ち寄る街にあるお店。
 アイテムを買うと、体力やら攻撃力やらが増えます。
 これだけでも、なんかこう、微妙に「ちゃんとしたゲーム」っぽい感じがしてカッコ良くないですかね。

 とりあえず、全部買っておくと良いです。ゲーム中の主人公、なにやらお金沢山もってますし。
 いや違う、物価が安いのか。剣が10円て…。

【戦闘シーン】

 スペースキーを押すことで戦闘が進行します。
 結果は完全にランダムで、「運が良い」以外に、勝つ方法はありません。
 その「ランダム」についても、乱数シードが初期値固定なので、本当のランダムにはなっていなかったりします。

 ちなみに、見る人が見れば分かりますが、この戦闘シーンは「アリオン」のアイディアを、まんまパクってます。

【エンディング】

 なんだかんだでエンディング。
 この前に、無駄に長いメッセージが出るんですが、そのへんはあのゲームのあのシーンの、あの文言そのままなんですが、気にせずスルーしていただければ幸いでございます。

 制作当時、世の中では難しいRPGが大流行していました。
 クリアすること自体がかなりの難関であったため、ゲームのエンディングで表示されるパスワードをメーカーに送ると、クリア証明書がもらえるというような付加価値を付けるメーカも多かったのです。
 それにならって、アホサリーでもパスワードを表示したりしてます。もちろんこれを当方に送られても、何も出ませんが。


注意事項
PC88エミュレータについて
 現在、ネット上で様々なPC88エミュレータが公開されていますが、エミュレータ自体の使い方等については、そちらでご確認ください。
 また、エミュレータ本体の起動に必要なROMイメージ等については、権利関係に注意が必要っぽいです。
 
・BGMについて
 制作当時、タイトル画面とエンディングにはBGMをつけていましたが、公開版からは削っています。
 当て込んでいたBGMは、当時「BASIC MAGAZINE」に載っていた「カルテット」「ブラスティー」のBGMを鳴らすプログラムを改造したもので、曲の権利的にも、プログラムの著作権的にも、ここに組み込むわけにはいかなかったためです。
 
・免責
 このプログラムを利用したために起こったいかなる損害についても、当方は関知しません。
 自己責任でご利用ください。
 

さいごに
 アホサリーは、なにしろ私が生まれて初めて「ゲーム作品」と呼べる形でまとめることができた作品ですから、他人にはどうあれ、個人的には非常に思い入れの強い作品です。
 
 PC88が現役を終了して電源を入れるようなこともなくなり、時代はX68000に遷移し、私はもうこのゲームに触れることは一生無いだろうと思っていました。
 しかし、その後PC88エミュレータなるものが公開されたおかげで、こうやってWindows上で思い出の作品に再会できたわけです。エミュレータの開発者の方々には、本気で敬意と感謝の気持ちでいっぱいで御座います。
 
 今現在、こうやってディスクイメージが利用可能になっているわけですが、実はかなり危ないところではありました。
 とりあえず、当然のごとくディスクの記録面にはカビが生えていましたし、88SRの本体側もRS232Cが故障していたりで、きちんと機能しませんでした。(結局、新たにPC8801FE2を、中古5000円くらいで購入。)
 そんな状態なので、ディスクの吸いだしでも何度もエラーが出ましたし、リトライを繰り返してどうにかこうにかにイメージ化にこぎつけた次第です。瀕死の状態から、どうにかサルベージできました。
 危ういところでサルベージできたディスクイメージ、一応、思い出の品として大切にしたいと思います。

(2008.01.27 GTN)


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